1周年記念ブログ -1年間の振り返りと今後の展望-

この記事は旧teratailブログに掲載されていた内容を移行したものです。


お久しぶりです。teratailプロデューサーの藤本です。

本日、2015年7月16日はteratailの1周年記念日です!

1年間、ユーザーのみなさまのお陰でここまでやってこれたこと、本当に感謝しております。
teratailにご支援くださいまして、誠にありがとうございます。

このブログでは、1年間のteratailの成長の様子と、teratailが目指しているもの、
今後の展望などをお話できればと思っております。

1年を振り返って-数字で見るteratailの1年間-

teratailはこの1年間で、月間PV数45万、月間ユニークユーザー数14万、会員登録数2万人のサービスとなりました。日本のプログラマー・エンジニアが40万~50万人と推定されていることからすると、プログラマー・エンジニアの4人に1人が、月に1度は利用するサービスまで成長しております。

月別総会員数・PV数・ユニークユーザー数の推移

総質問数1.2万件、総回答数2万件と、1年間で1万件近いエンジニアの問題が解決されました。
質問数の増加に伴い、サービス開始初期とくらべて回答率と解決率が少し低下したものの、
回答率は94%と非常に高い水準を維持しており、
かつ、平均回答時間が1.5時間と素早い問題解決が行われているサービスとなっております。

質問1.2万・回答数2万・回答率94%・平均回答時間1.5時間

teratailが目指すもの-ミッション・ビジョン-

teratailのミッションは
「エンジニアの問題解決を加速させる」 ことであり、
teratailのビジョンは
「困ったらteratail。」です。

この20年、世界をもっとも変えた職業はなんでしょうか。
これから先も世界を変え続ける職業はなんでしょうか。

私達は、「エンジニア・プログラマー」だと思っています。

だからこそ、エンジニア・プログラマーの問題解決を加速させ、
世界が発展するスピードを加速させることには本当に意味があると思っています。

  • googleで検索しても情報が出てこない
  • どれだけ考えても打開策が出てこない
  • これで合っているのか誰かに聞きたい

teratailを使用する理由は様々です。

毎日悩むことが仕事だからこそ、
teratailは困ったときに最後に頼られる場所でありたいと思っています。

「困ったらteratail。」

そんな言葉が日本中で話される日を実現したいと思っています。

今後の展望

teratailは現在、困ったときに質問すると回答が返ってくる問題解決サイトとして機能していると思います。

1万件以上の質問がteratailにはあり、、検索エンジン経由での teratailへの訪問がとても増えてまいりました。

「困ったときに検索するとteratailがひっかかって、質疑応答のログをみることで、問題が解決する。」

そんなことをユーザーの方におっしゃっていただくことが多くなってきています。
したがって、teratailで行われた質疑応答がより検索エンジンに最適に露出していくことや
すでにある質疑応答をより読みやすくしていく仕組みづくりを行っていこうと思います。
そのようにすることで、teratailは、わからないことを質問して解決することはもちろん、
同じ問題で悩んでいる他の人の問題解決もできるからです。

具体的には、下記3つが重要だと考えております。

  1. 第3者による解決済みコンテンツのタイトル及び本文の再編集機能
  2. 第3者によるベストアンサーの選び直し機能
  3. 質疑応答ページの「関連した質問」の自動最適化(ElasticSearchという全文検索システムを使用)

どのように実現していくのかは、まだまだこれからですが、
大きな機能ですのでユーザーのみなさまにご意見をいただきながら、開発を進めていければと思っております。

teratailの新規機能追加、機能改善の提案などございましたら、
ページ最下部のお問い合わせフォームよりご意見いただけますと幸いです。

最後に-共創を大切にしていきたい-

最近、私が思っていることは、「teratailは何も持っていないな。」ということです。
teratailの問題解決はteratailではなく、質問・回答をしてくださっているユーザーのみなさまによって成り立っています。
teratailができることは、みなさまの「問題解決を行いやすくする場の提供」だと思っております。

だからこそ、teratailでは、サービスの前提として「共創」を本当に大切にしていきたいと思っております。
「ユーザーのみなさまとともに、日本のエンジニアの問題解決に本気で取り組んでいく。」
これが、teratailがやるべきことだと思っております。

日本のエンジニア・プログラマーの問題解決を加速させる、10年先も100年先も続くような価値提供
teratailは行っていきたいと思っております。
今後とも、どうかお力をお貸しください。

これからも、teratailを何卒よろしくお願いいたします。

藤本